日本の百貨店のあゆみ24~津松菱百貨店

三重県初の大型百貨店として開業。津市内にある唯一の百貨店であり、国内の百貨店で休業日が最も多く、日本で一番休む百貨店といわれている。特徴として、自社運営のインターネット販売サイトを立ち上げ、地元メーカーなどからも出品させるほか、県内を回る旅行商品の販売や地元産品の販売を行い、三重県内の魅力の発信にも努めている。そのほか、移動販売車、食べる本屋さん、ガチャガチャランドなど独自性の高い施策で集客に繋げている。
県内初の大型百貨店が開業
1936年(昭和11年)三重県で初の大型百貨店「大門百貨店」として開業。
1955年(昭和30年)10月1日 静岡県浜松市の百貨店「松菱」を創業した谷政二郎によって、大門百貨店を継承する形で津市大門町に津松菱が創業開店。エレベーターや屋上遊園地を併設。
※1920年 谷政二郎は中林仁一郎と共に京都物産館(商号丸物)を創業し全国展開を行った。(近鉄京都店を経て2007年閉店。)
1963年(昭和38年) 現在地に移転し新店舗を建築。
1978年(昭和53年) 増築により売り場面積を拡張。
1985年(昭和60年)全館改装によるリニューアルオープン。
1993年(平成5年) 北館増床オープン。増床工事で多額の負債を抱え、バブル崩壊の影響を受けて赤字転落した。
2003年(平成15年) 産業再生機構による支援により、再生ファンドであるフェニックス・キャピタルの資本を受けた。
※博多大丸で店長を務めた中山正勝を招聘して改革に乗り出し、従業員のリストラ、店内の改装や新規テナント誘致などで一定の成果を上げた。
2019年(令和元年)代表取締役が再び谷家に戻り、谷政憲が社長に就任。
2024年(令和6年) 移動販売車「マッピー号」を導入。
コミュニケーション書店「食べる本屋さん」「選べるガチャガチャランド」オープン。※ガチャガチャランドの収益金はすべて被災地などへの支援に使われている。



★松菱百貨店
〒514-0028 三重県津市東丸之内4−10
