日本の百貨店のあゆみ23~八木橋百貨店

埼玉県内初の百貨店として120年の歴史があり、地域の歴史と共に歩んできた。地元民に長く愛されてきた老舗百貨店で熊谷市内では最大の店舗面積を誇る。
呉服店からの始まり
1897年(明治30年) 初代・八木橋本次郎は、呉服太物店「山木屋」から才能を見込まれのれん分けを受け、熊谷市仲町(現在地)に木綿太物を主とした呉服店を開業。
1927年(昭和2年) 隣接店舗を購入し洋品部を併設。組織を株式会社に改め商号を「株式会社八木橋」とする。
※八木橋は現金販売と良品廉価など顧客本位の商売を行い広範囲に顧客を確保し、熊谷で1番繁盛している呉服店となる。また、年2回の大売出しが大盛況で、当日は早朝から客と屋台が並び周辺はお祭り騒ぎとなった。
1945年(昭和20年)8月 第2次世界大戦終戦の直前空襲で店舗全焼する。
1948年(昭和23年) 焼け跡を整備し約231m2の店舗を建設して営業を始める。
1961年(昭和36年) 通産省の営業許可をうけて4200m2の売場面積をもつ埼玉県第1号の百貨店となる。食堂や屋上の子供遊園地併設が御客獲得に繋がった。
1966年(昭和41年)鉄筋5階建てに店舗拡張。エスカレーター、エレベーターを設置する。
1971年(昭和46年)地下1階、地上7階の新店舗完成。
1979年(昭和54年)外商部出張所を深谷市、太田市、羽生市の3ヵ所に開設。
※ダイエーが熊谷に進出(2002年12月閉店)。八木橋は移転を検討したが、地元商店街との連携を考慮し元の地にとどまった。
1987年(昭和62年) 創業90周年にてさまざまな記念事業を開催。5層式立体駐車場260台収容「パーク仲町」完成。
1988年(昭和63年) 熊谷市再開発事業に着工。資本金4億8576万円に増資。
1989年(平成元年) 再開発事業として店舗建築を進め地下1階地上8階の県北一の大きさを誇る店舗が完成する。
※旧中山道を挟んで北側と南側に分かれて店舗が建設されていたが、改築する際に敷地の一部を公共の歩道として寄付することを条件に、旧中山道を遮断する形で建設された。1階には旧中山道の位置に店内通路が設置され現在も保存されている。
1990年(平成2年) 5層式立体駐車場300台収容の「パーク1番街」完成。
1993年(平成5年) 最高年商の245億円を売り上げとなる。
1997年(平成9年)創業100周年を迎える。
店舗のリニューアルを繰り返し集客を図る。
1998年(平成10年) 8階屋上バラクラ・イングリッシュガーデン増床。3階婦人服フロア、リニューアル。
2000年(平成12年)北側エントランス改修工事。ソシオ外商部開設。1階服飾雑貨フロア、2階婦人服フロア、5階リビングフロア、7階レストラン街、8階情報センター、リニューアル。
2002年(平成14年)6階ベビー・子供服フロア、リニューアル。
2004年(平成16年)3階婦人服フロア、リニューアル。
2005年(平成17年) 地階食品フロア、全面リニューアル。
2007年(平成19年)1階服飾雑貨フロア、5階リビングフロア、リニューアル。「暑さ」を売りにした熊谷市のシティプロモーションで大きな気温計を八木橋百貨店正面入口に設置する。現在まで続く夏の風物詩となる。
2008年(平成20年) 3階婦人服フロア、リニューアル。
2011年(平成23年)2階婦人服フロア、3階婦人服フロア、リニューアル。
2012年(平成24年)2階婦人服フロア、リニューアル。
2014年(平成26年) 5階リビングフロア、地階食品フロア、リニューアル。
2015年(平成27年)8階フロア・屋上をリニューアル。
2017年(平成29年)創業120年を迎える。
★八木橋百貨店
住所:埼玉県熊谷市仲町74番地
