松菱百貨店「第17回 北から南から うまいもの会」を開催

 令和5 年2 月1 日(水)から6日(月)まで三重県津市の松菱百貨店にて「第17回北から南から うまいもの会」が開催された。

 記者は2日目の会場を訪問。奥山元彦営業推進部長にお話を伺った。

 「今回の催事は、北は北海道から南は熊本県まで、16都道府県の事業者様に出店してもらいました。食品の催事は年間に9回ほど開催していますが、毎回好評で大勢のお客様にお越しいただいております。新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっていた時は、出店者とお客様との間にはアクリル板があって、試食もできませんでした。しかし、徐々にコロナとの付き合い方も分かってきた結果、会場にはアクリル板も無くなり、試食も一部の出店者のところでは再開しています。」

 当日は、開店と同時にお目当ての品を求めて、多くの来店客が会場を訪れていた。

 会場では、多くの出店者の方々にお話を伺うことが出来たのでご紹介する。(価格は全て税込)

【札幌市】北海道かぶき者

 「北海道かぶき者」は札幌にある鶏の唐揚げやタコの唐揚げが評判の人気店で全国の百貨店催事にも出店している。

「タコの唐揚げ」(100gあたり864円)

 唐揚げは会場内で揚げているので、売場の近くは出来立て熱々の唐揚げの薫りがお客様の食欲をそそっていいた。

【札幌市】北海道一直売「ジャンボいかめし」(1個1080円)

 有名な森駅の「いかめし」より一回り、二回りも大きなジャンボいかめしはボリューム満点の逸品。

【岩手県一関市】佐々木製菓

 佐々木製菓は岩手県一関市で昭和32年創業した老舗。伝統の南部せんべい、名代三食せんべい、名代厚焼きなどのせんべいを製造販売している。

「名代三色せんべい」(9枚入り584円)

 厚焼きせんべいと同じ製法を用いてクッキー風に仕上げたせんべい。粒ごと入ったピーナツ、スライスしたアーモンド、白ごまの三種類がある。

【横浜市】横浜YAWARA-BREAD

 三重県初登場の「横浜YAWARA-BREAD」は焼き立てパンをマイナス40度で急速冷凍、美味しさをそのまま封じ込め全国へ発送している。

「くまさん食パン」(1個421円) 

 可愛い、くま型の食パンで、しっとりふんわり食感のミルク風味食パン。卵不使用でお子様にも安心して食べてもらえる。

【京丹後市】とり松

 「とり松」は京丹後市網野町にある日本料理と寿司を提供する老舗で、「ばらずし」が名物となっている。

「網野名物ばらずし」( 1人折1080円)

 「ばらずし」は京丹後地方に古くから伝わる独特の寿司で、鯖のおぼろを使った、ちらし寿司の一種。「ばらずし」は会場内で調理をしていて、出来立ての美味しさを求めるお客様の行列ができていた。

【京都市】京都・きぬかけの路 まざあぐうす

 「まざあぐうす」は京都のきぬかけの路沿い、金閣寺と立命館大学の間の辺りに店舗を構える洋菓子店。催事場のショーケース内にはフルーツを使ったカラフルな洋菓子やシュークリーム、エクレア、ロールケーキなどが並び、お客様の目を楽しませていた。

「京のふんわりクリームシフォン(フルーツ)」(1個451円)

 ほわほわのシフォンケーキにフルーツをトッピング。開店時にはショーケースに一杯並んでいたが、午後には売り切れとなっていた。

【高松市】本格手打 もり家

 「本格手打 もり家」は地元香川で人気の讃岐うどん店。

「ぶっかけうどん」「かけうどん」( 各1 杯500円)

本場の香川と同様、セルフスタイルで天ぷら各種をトッピングできる。昼時には本場の味を楽しもうとするお客様の長い行列が出来ていた。

【福岡市】かねふく

 「辛子明太子」は博多を代表する名産品。かねふくは全国区の知名度を誇る老舗となっているが、今でも全国のデパート催事に出店して多くのお客様に喜ばれている。

「辛子明太子」(100gあたり1080円)

 会場ではお買い得な切子明太やいか明太なども販売され、人気となっていた。