アートフェア松菱2024
三重県松菱百貨店は、2月7日(水)よりアートフェア松菱2024を開催した。「古家野雄紀特集」と題して、浮世絵や禅をモチーフにした独自の感性で表現する古家野雄紀氏の作品展。HappyValentine特集」は、ハートの形をした様々な作家のアート、更に世界に誇る日本工芸の匠展はオールドノリタケや蒔絵などの逸品が集められた。
今回の一番の目玉は、特選絵画入札コーナーである。東郷青児や山下清のリトグラフや村上隆の作品などが広い会場狭しと掲示された。作品には、最低落札価格が表示される。その作品を求める人は、購入希望金額を記入した入札用紙を入札箱に入れる。その日の閉店後に改札された時、最も高い金額を記載した人が落札し、購入するという仕組みである。
例えば、5万円と6万円の2つの札が入札箱に入っていた場合、6万円を記入した人が購入できるという仕組みである。
オークションのような臨場感はないものの、通常の売買とは一味違う販売方法に、新鮮味を感じて入札箱に札を入れた人も多いのではなかろうか。