2022年春、百貨店に水族館が登場
松坂屋静岡店が25 年ぶりの大規模改装を実施
1932 年 11 月 20 日「東海随一の実用百貨店」として誕生した松坂屋静岡店が、
2021年11月17日、開店90 周年を迎える 2022 年から 2024 年にかけて25 年ぶりに全館リニューアルを実施すると発表した。
地域共生型百価店へ
改装を通じて、体験や滞在すること自体に価値を感じる空間作り、上質かつこだわりに応えるモノ・コトの充実を実現し、静岡駅前での新しい時間の過ごし方を提案。施設そのものが外出の目的地となる静岡駅前の核施設を目指す。
第1期は2022年3月から順次オープンし、第2期は2024年春の予定で段階的にリニューアルオープンの予定。
都市型アクアリウム
注目されるのが、本館7階に新設される「都市型アクアリウム」である。
今回は、2020年4月に次世代水族館としてオープンした「四国水族館」(香川県宇多津町)、2021年10月29日に神戸ポートミュージアム内にオープンした劇場型水族館「átoa(アトア)」を手掛けたSMBC 信託銀行(*)の水族館事業部がプロデュースする。先例2件の独立型施設とは違い、都市商業施設内併設型としては国内初となる。オープンは来春を予定している。
新時代を目指す松坂屋静岡店の改装が、静岡の街にも活気をもたらすことになるか注目が集まる。