昭和24年10月創刊

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編集部より

特別寄稿 NY視察2019から見る、百貨店のさらに恐ろしい未来 第6章の1

野球・駅と共存する都市型商業施設‐プルデンシャル・センター、CopleyP l a c e( コプリー・プレイス)

 ボストンといえば、ボストン・レッドソックスですが、今回のボストン視察では、プルデンシャル・センターとCopley Placeが印象的でした。

 アメリカは基本的に車社会ですが、フェンウェイ・パーク(スタジアム)とプルデンシャル・センターはLansdowne駅前に立地し、お互いに徒歩圏内です。Copley Placeも、歩いて。行くことが出来ます。

 エリアとして、スタジアム・電車・ショッピングモールが渾然一体となっており、歩いて利用する人たちが多かったのが、アメリカでは珍しい光景でした。ボストンにおいては野球は切り離せないが、野球観戦をした後に、買い物・食事のためにモールを訪れるのが、ボストンでの暮らし方の一つです。

 また、MLB(野球)のボストン・レッドソックばかりではなく、NBA(バスケットボール)の試合も大変な人気があり、やはり、観客は試合の前後にモールを訪れるようです。ボストンでは、スポーツが消費活動の大きなカギになっているを感じました。

スタジアム周辺

 駅前には、プルデンシャル・センターとCopley Place(ショッピングモール)が展開されています。

 周辺には大型の図書館や教会、高級なブティックが並び、路面店が町を大きく包んでおり、高速道路、駅すべてが集約する場所でした。

 徒歩圏内には、ファンウェイパーク(ボストン・レッドソックスの本拠地スタジアム)があり、大きな公園があり、ボストン美術館などもありました。

プルデンシャル・センター

 人通りがとても多く、目立つ場所に、本拠地である野球チーム(レッドソックス)や、バスケットチームのユニフォームが飾られており、賑わっておりました。

 応援グッズや、ユニフォームなどの関連商品はよく売れていました。

それでも競争は激しい

 確かに人通りは大変多いですが、よく見るとガラガラのお店も多く、何でも売れるわけではない様子でした。

移動販売車

 人通りの多い場所には、移動販売車が可愛く出店しており、今後日本にも徐々に浸透していく予感がしました。

コスメ・化粧品専門店

 ひときわ女性が多かったのが、コスメ・化粧品の専門店。これから応援や、出会いの多い場所に行く人たちが、事前に行く場所なのでしょうか。一等地に店を構え、繁盛しているように見えました。

眼鏡・サングラス専門店

 アメリカでは日差しが強いためか、サングラスの販売は活況に見えました。

Vineyard vines(ヴィニヤードヴァインズ)

 アメリカではカジュアルウェアでは人気のショップ。まだ日本には展開してきておらず、アメリカのライフスタイルに溶け込んだカジュアルウェアだと思います。

 日本のユニクロのような展開をするアパレル企業。こちらも日本にはまだ来ておりませんが、ボストンモールでは人気を集めておりました。

 街全体が観光地となり、外に出ればあちこちでオープンカフェと、景色のいい街並みを楽しむことができました。

核店舗としての百貨店

 百貨店がモールの核となっており、中に入ると大勢の人達が買い物を楽しんでおりました。

 モールを見て回った中で、百貨店が一番潤っていると感じました。やはりボストンは、居住エリアとしても人気であり、産業面でも企業が集まっているので、富裕層が町を支えているというイメージを持ちました。

 日本でいえば、横浜のような街のイメージを持つと分かりやすいのではないでしょうか。

 小さなスペースにはワッフルの専門店など、可愛いお店が目立ちました。

(次号へ続く)