Come dor オートレジ NECインフロンティア(株)

平成17年02月05日(第2289号)

NECインフロンティア株式会社(代表取締役社長:斉藤紀雄)はこのたび、横河電機株式会社(代表取締役社長:内田勲氏)甲府事業所内の社員食堂システムに、ICタグを利用したカフェテリア自動精算システム「Come do r(コメドール)オートレジ」を導入した。同社員食堂では、本システムを利用することにより、レジの無人化を図るとともに、精算処理スピードの大幅な向上を実現した。システム導入の理由は、構内勤務者の増加にあわせた社員食堂のリニューアルと規模の拡大。それを機会にICタグを食堂システムに採用し、ICタグを貼り付けた食器とICタグリーダ付精算レーンの組み合わせで構成されている。新システムの導入により、下記の機能を実現し、利便性の向上や経費の節減を図っている。


①ICタグによる自動精算によりレジを無人化。また、精算処理を正確化・迅速化

これまでは人手に頼っていたレジ精算を、ICタグの自動読み取りにより無人化。これにより、精算レーン数を従来より増やしつつ、レジ要員は不要となったため、人員面での効率化を実現。一方、精算処理を自動化したため、精算時のレジ入力間違い等がなくなり、正確な処理が可能となり、また、トレー上の食器をまとめて読み取れるため、一人あたりの精算時間を大幅に短縮している。

②社員証やプリペイドカード決済により、キャッシュレス精算を実現

本システムでは、社員証もしくはプリペイドカードを利用した決済を採用しており、精算時は完全なキャッシュレスを実現した。これにより、つり銭間違いがなくなり、金銭授受にかかる精算時間もなくなり、従業員は財布を持ち歩かず、常に着用している社員証で精算ができるため、利便性の向上にもつながっている。

③ICタグ管理により、メニューの多様化や細かい金額設定が可能。売れ筋情報の把握も容易。

本システムでは、お皿の下部に貼り付けたICタグの情報により、メニューと金額の管理を行なうため、メニューにあわせ、お皿の種類ごとに日々金額設定を変更可能。従来は金額がほぼ固定だったため、メニューの自由度もある程度決まっていたが、本システムでは、ニーズにあわせ、メニューや金額の多様化を図ることができる。また、各メニューの売れ筋情報もお皿単位でリアルタイムに把握でき、今後のメニュー検討の際の参考にすることで、より従業員の嗜好に合わせたメニュー提供が可能となる。

【問合先】
NECインフロンティア(株)東京支社第三営業部
電話03-5282-5854