e-BRIDGE Viewer 東芝テック(株)

平成17年08月05日(第2301号)

東芝テック(株)は、マウスのホイールをくるくると回すだけで、目的の文書を見つけることができるドキュメントビューア「e-BRIDGE Viewer」を開発し、8月に発売されるMFP(Multi-Function Peripherals)「e-STUDIO281c/351c/451c」および今年5月に発売された「e-STUDIO600/720/850」の利用客に無償で提供を開始しする。

開発されたソフトウェア「e-BRIDGE Viewer」は、くるくる機能により文書の印刷イメージを新しい順に並べてマウスホイールをくるくる回すことで順番にめくり、素早く欲しい文書を探すドキュメントビューアだ。印刷イメージで文書を探し出すこの方式により、パソコン上に電子文書とスキャンで取り込んだ紙文書が混在していても、シームレスに探し出すことが可能となり、従来のキーワード検索では探すことができなかった、紙の文書への書き込みを手掛かりにして見つけることもできるようになった。

このソフトウェアは、すべての文書を新しい順に積み重ねて探すので、最近使った未整理の文書を探す場合に適し、文書を整理する余裕もない多忙なビジネスマンに、煩わしいファイリング登録をしなくても目的の文書をすぐに見つけ出せる環境を提供するという優れものだ。対応OSはWindows98(対応時期未定)/2000/XPとなっている。このドキュメントビューアは、「e-STUDIO281c/351c/451c/600/720/850」に同梱されるほか、同社webサイトでも公開し、「e-STUDIO600/720/850」の既存ユーザーに対しても、8月末よりダウンロードを開始する。また、各国の同社販売現地法人のWebサイトでは、9月より順次、英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語でのダウンロードを開始していく。  なお同社では、e-BRIDGEテクノロジーを搭載したほかのe-STUDIOシリーズについても、順次、対応機種の範囲を拡大させていく予定だ。

【問合先】
東芝テック(株) 
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電話 0120-201877