地方デパート 逆襲(カウンターアタック)プロジェクト そのその58 最終回 今後の発展—暮らしのカウンターアタックプロジェクトへ

CAプロジェクトガチャガチャランド会場での筆者(米子髙島屋にて)

 CAプロジェクトは、現在津松菱百貨店で展開していますが、ここを起点に、この理念を全国の地方百貨店にも波及させることを目論んでいます。
既に、7月中旬からは鳥取県米子市のJU米子髙島屋で松菱百貨店から"選べるガチャガチャランド"が出張して、剝き出しのガチャガチャを特設会場一杯に陳列して、鳥取のみならず山陰・山陽地方の顧客を集めて盛況理に展開しています。今後は松菱百貨店で企画したり、実践してきた様々な新しい試みを「暮らしのカウンターアタックプロジェクト(CA)」と名付けて、全国の地方デパートで展開していくことを考えています。

 とっておきのスイーツや厳選した日常食品を集めた「つながるスイーツカーニバル」や生活用品すべてを買い取る「不用品ミラクルチェンジカーニバル」、更に相続の無料相談会、日本では珍しい水彩印象画のライブペインティングとワンポイントレッスンを同時に行なう「水彩画の素敵な世界」の開催など、文化イベントも用意します。被災地の復興支援を呼び掛ける羽生結弦さんの思いやりポスターの頒布は被災地と地域のデパートを結ぶ重要なイベントと位置付けています。

 更に、松菱百貨店で人気の書店「食べる本屋さん」の厳選した100冊の本をまとめて出張本屋さんを開店致します。地域の皆様に、全国の小さな出版社の珠玉の一冊をお楽しみいただきます。松菱百貨店の移動デパートマッピー号が出張マッサージや出張美容室を車内に設け、顧客の許へ出動することも地域の皆様には嬉しい企画です。

 このように、様々なイベントを一つのプロジェクトとしてまとめて、全国の地方デパートに提案して参ります。「暮らしのCAプロジェクト」が全国で繰り返され、デパート間で更にブラッシュアップされたイベントが増え、各デパートで継続して行なわれることによって、デパートと地域の人々はより強い信頼関係で結ばれるはずです。そのためには、デパートの社員が積極的にコミュニケーションを心掛けて、地域の人々と交流することが必須です。それは、デパートの社員が自分を買ってもらうことに尽きます。「暮らしのCAプロジェクト」をそのきっかけとして活用して欲しいのです。それこそが、「地方百貨店逆襲カウンターアタックプロジェクト」を志した私たちの願いです。