デパート新聞 第2737号 – 令和6年7月15日
5月全国は14.4%増
日本百貨店協会は、令和6年5月の全国百貨店(調査対象71社、177店〈2024年4月対比±0店〉)の売上高概況を発表した。売上高総額は4692億円余で、前年同月比14.4%増(店舗数調整後/27か月連続プラス)だった。
百貨店データ
神奈川各店令和6年5月商品別売上高
都市規模別・地域別 売上高伸長率
令和5年度 百貨店各社決算報告
弁当やお菓子を買っても、使用した容器などを捨てるゴミ箱が無くなって久しい。最近は、駅の自動販売機でペッドボトルを購入し、飲み切って捨てようと思っても、自販機の横に付いていたはずの廃棄箱が何もない自販機も増えている。売ることには熱心でも、経済的損失にしかならないゴミの処理は徹底的に避けるような経営方針があるのだろうか。
そもそもゴミ箱の撤去は、危険物防止から広まったことだが、結果的に巨大企業である鉄道会社がそれを奇貨として売りっ放しに甘んじているのは、思いやり社会の構築にはほど遠い話である。