デパート新聞 第2734号 – 令和6年6月1日




4月東京は10.8%増
日本百貨店協会は、令和6年4月東京地区百貨店(調査対象12社、22店)の売上高概況を発表した。売上高総額は1352億円余で、前年同月比10 ・8%増(店舗数調整後/32か月連続増)だった。店頭・非店頭の増減は、店頭11・6%増(92.4%)、非店頭2.3%増(7.6%)となった。
百貨店データ
- 都内各店令和6年4月商品別売上高
- 関東各店令和6年4月商品別売上高
- 3社商況4月
- 4月店別売上前年比(%)
人事異動
- ㈱髙島屋
- ㈱近鉄百貨店
- ㈱大丸松坂屋百貨店

空き家の数が900万軒に迫る数になったそうである。全住宅に対する割合である空き家率は13.8%と発表された。住宅不足が大きな社会問題となってから、数十年で日本は一体どうなってしまったのだろう。
空き家が増えれば、地域のコミュニケ―ションが衰えるだけでなく、人工物として年を経るごとに危険性や景観トラブルの声も高まっていく。地方の空き家の増加は顕著で、和歌山や徳島は空き家率21%を超えている。ここにも過度な中央集権を当り前に是認してきた弊害が見え隠れしている。