ちびっこ ミニ水族館とカブトムシ展 in松菱

令和6年5月2日~5月6日 6F催事場

 三重県津市にある松菱百貨店では、ゴールデンウィークの間、ちびっこ ミニ水族館とカブトムシ展を開催した。連日、開店時から多くの人が集まり、入場制限をかけるほど盛況であった。特に最終日の5月6日は会場前に長い行列ができた。

 世界のカブトムシとクワガタムシの展示では、ヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトなど人気の高いカブトムシが生きたまま展示された。更にヘラクレスオオカブトとの記念撮影会も毎日2回開催された。

 特別企画「世界の昆虫標本展」ではトンボや蝶、蠍など多様な生き物の標本が展示された。トンボ研究家の刀根定良氏の協力で標本60箱計4000点が並んだ。

 ミニ水族館ではカブトガニ、ハリセンボン、アカクラゲ、カラージェリーフィッシュなど様々な海の生き物が展示された。カブトガニは約4億4500万年前のオルドビス紀には存在し、ほとんど姿形を変えない「生きた化石」と呼ばれる生き物であり、その泳ぐ姿を見ることができる大変貴重な企画となった。

 会場には生き物の知識が楽しく学べる物知りクイズや生き物に触れるタッチングプールなど鑑賞するだけでなく、体験型の企画も用意された。タッチングプールではウチワエビやヒトデ、深海生物のオオグソクムシを触ることができた。

 ぬいぐるみコーナーも設置され、生き物をかたどった可愛いぬいぐるみも人気であった。