デパート新聞 第2732号 – 令和6年5月1日

3月東京は10.9%増

 日本百貨店協会は、令和6年3月東京地区百貨店(調査対象12社、22店)の売上高概況を発表した。売上高総額は1530億円余で、前年同月比10.9%増(店舗数調整後/31か月連続増)だった。店頭・非店頭の増減は、店頭14.0%増(92.5%)、非店頭マイナス16.6%(7.5%)となった。

百貨店データ

  • 都内各店令和6年3月商品別売上高
  • 関東各店令和6年3月商品別売上高
  • 3社商況3月
  • 令和6年3 月東京地区百貨店売
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 馴染みの美容院のオーナーの実家は、神奈川県三浦市の先端の漁港の近くである。最近魚屋が2件閉店したという。商店街は既にその多くがシャッターを降ろしている。
 60年前入学した三崎小学校は当時6 クラス、300人だったのが、今年の新入生はわずか6人だという。往時の50分の1になってしまった。1学年13クラスだった三崎中学校は、既に廃校となっている。
 都会の中の田舎にしてこの状況を鑑みると、地方の街の崩壊はどのように進んでいるのか、深刻な思いに駆られてしまった。

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