デパート新聞 第2643号 – 令和2年6月15日
デパート新聞 第2643号 – 令和2年6月15日 1面 デパート新聞 第2643号 – 令和2年6月15日 2面
ヘッドライン - 1面
4月全国は72,8%減
新型コロナウィルス感染症により、外出自粛の気運も一段と高まり大幅にマイナス
日本百貨店協会は、令和2年4月の全国百貨店(調査対象73社、203店〈令和2年3月対比マイナス1社2店〉)の売上高概況を発表した。売上高総額は1208億円余で、前年同月比マイナス72,8%(店舗数調整後/7か月連続マイナス)だった。
SC販売統計調査4月(一社)日本ショッピングセンター協会
2020松屋銀座のお中元
「with コロナ」の時代に合ったギフトを展開
災害の多い時勢、外出できなくなった時のために保存がきく商品の買置き需要の増加が見込まれる。ミネラルウォーターや缶詰はもちろん、酒類やスイーツなど「楽しくおうちで過ごす」アイテムを用意。前回は送料値上げで減少傾向だったが、今年は前年を大きく超えることを期待ができる。
朧
夏の甲子園が中止になった。戦時中以来というこの出来事は、コロナウィルス禍での様々な中止とはまた一つ違う印象がある。私達が今まで繋いできた平和という概念を大きく覆す圧力を感じるのである。この大会は、8月の日本人の文化の風物詩であり、不特定多数の人々の生活に確実に影響を与えてきたからである。
高校野球観戦の消失を皮切りに。今までとは違う大きなレベルで文化・生活を大きく揺るがす大きな変化が次々に起きてくるのではないだろうか。つまり、それぞれの人が築いてきた自らの日常感の本質的喪失である。
そして、自己を新しい時代に順応するように変えていく為には、改めて過去、すなわち歴史を真剣に学ばなければならない時なのかもしれない。
神奈川各店令和2年4月商品別売上高
ヘッドライン - 2面
デパートのルネッサンスはどこにある? 2020年6月15日号
さあ巻き返しだ!
- レナウンが民事再生法の適用を申請
レナウンが5月15日、東京地裁から民事再生手続開始の決定を受けた。レナウンは、そのブランドのほとんどを百貨店で展開するアパレル大手だ。老舗アパレルの雄も、長年の経営不振に加え、新型コロナウィルスの影響で主要販路である百貨店の休業が相次ぎ、売上大幅ダウンから資金繰りに行き詰まった。・・・
- 百貨店「大沼」が消えた山形県で「そのまま復活」
- アフターコロナも日本が一位、中国人、タイ人の「行きたい国」
- 鎌倉市の家賃補助金100万円は、ただのポーズ?
- 配達ロボットはコロナ禍のヒーローとなるか
- たかがマスクされどマスク マスク協奏曲
- 買い物袋有料化7月1日(水曜日)から実施
詳しくは デパートのルネッサンスはどこにある? 2020年6月15日号 を御覧ください。
人事異動
- 近鉄百貨店(令和2年5月21日付)
- J・フロントリテイリング(株)(令和2年6月1日付)
- エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(令和2年6月23日付)