デパート新聞 第2721号 – 令和5年11月15日

9月全国は9.2％増

　日本百貨店協会は、令和５年９月の全国百貨店（調査対象72社、180店〈2023年8月対比2社増1店減〉）の売上高概況を発表した。売上高総額は4151億円余で、前年同月比9.2％増（店舗数調整後／19か月連続プラス）だった。

百貨店データ

• ＳＣ販売統計９月
• 神奈川各店令和５年９月商品別売上高
• 都市規模別・地域別　売上高伸長率

つながるデパートカーニバル第２弾が開催

　令和５年11月15日（水）から松菱百貨店７階特設会場では横浜の人気ナンバーワンの菓子横濱ありあけハーバーが登場。童謡赤い靴にちなんだチョコレートや靴下・ミニタオル・絵本なども数多く並べられた。この催しは地方デパートを通じて全国の事業者が繋がっていくことを目指す地方デパート逆襲ＣＡ（カウンターアタック）プロジェクト第２弾である。横浜土産の定番のハーバーはマロンをベースにしたお菓子だがショコラ、抹茶、ミルクなど様々な味を取り揃え品揃えされており津の人々の心にどこまで食い込むことができるか、楽しみである。会場ではありあけの歴史を掲示したパネルも並べられる。なお、西日本初めての手に取ってカプセルトイを選ぶことのできる「選べるガチャガチャ」も同時開催される。

　日本シリーズは阪神が劇的勝利を挙げ、日本一となった。ＯＢの故横田慎太郎さんの秘話なども明らかにされ、魂で挑んだ勝利という印象を私たちに届けてくれた。経済効果も予想以上の波及が続くようである。
　そして、今度は大谷選手が、日本中の小学校にグローブを無償提供するという。「野球しようぜ」という、シンプルで爽快なメッセージは、まさに日本の国技たる野球の復権を願ってのものである。
　子供たちが、この熱いメッセージをどう受けとめ、学校がそのための環境づくりに取り組んでいく覚悟を見守っていきたい。