デパート新聞 第2710号 – 令和5年5月15日
3月全国は9.8%増
日本百貨店協会は、令和5年3月の全国百貨店(調査対象70社、181店〈2023年2月対比マイナス1店〉)の売上高概況を発表した。売上高総額は4658億円余で、前年同月比9.8%増(店舗数調整後/13か月連続プラス)だった。
百貨店データ
- 神奈川各店令和5年3月商品別売上高
- 都市規模別・地域別 売上高伸長率
新型コロナウイルスに対する国の対応が、5月8日から緩和された。テレビニュースの映像では、マスクを外して歩いている人たちがかなり目立つようであるが、電車内を見回すと、空席のある時間帯でも8割以上の人はマスクを着用しているというのが実感だ。
マスクを外している人たちを見ると、自我が強そうな顔をしている人が多いと感じるのは思い込みが強いのかもしれないが、つい日本人気質という言葉が思い浮かぶ。決して自身の健康のためだけでなく、周りへの配慮を重んじるのは一つの文化として大切にすべきことなのかもしれない。
急速な増加を続ける外国人観光客のほとんどが、ノーマスクなのを見ると何となく感じることではある。