地方デパート逆襲カウンターアタック(CA)プロジェクト -姫路 山陽百貨店 選べるガチャガチャランド開催

姫路 山陽百貨店 選べるガチャガチャランドが開催される 顧客は楽しんで被災地支援をするイベント

選べるガチャガチャランド 山陽百貨店にて開催

 デパート新聞と松菱百貨店が進めている″地方デパート逆襲カウンターアタックプロジェクト″(以下、CAプロジェクトという)は、全国の地方デパートへ波及している。文化イベントとして人気のある選べるガチャガチャランドが、7月16日(水)から米子市のJU米子髙島屋で開催されたことに続き、7月30日(水)からは姫路市の山陽百貨店でスタートした。

 選べるガチャガチャはガチャガチャの機械を使わずに、剥き出しのカプセルトイを籠に入れて、顧客が好きなカプセルを手に取って選ぶことが出来るカプセルトイの新しい販売方法である。

 先行してスタートしたJU米子髙島屋では鳥取県内外から多くの顧客を集めて大盛況で、会期は予定していた8月17日(日)を延長して8月30日(土)まで開催した。一方、山陽百貨店本館6階の催し会場では、‶選べるガチャガチャランド″と‶ポケモン出張所″の同時開催という豪華メニューとなり、朝から大勢の顧客が詰め掛けた。当然、ポケモンと選べるガチャガチャランドの梯子をする顧客も多く、両イベントの買い物袋を持って会場内を巡回する姿を頻繁に見ることが出来た。

 選べるガチャガチャランドの特徴は、一度買物を楽しんだ顧客が新たに投入されたカプセルトイを楽しみに繰り返し来店されることであり、初めて訪れる顧客と合わせ‶来場者〟が日を追って増えていくことで、盛り上がりは会期が進むほどに高まっていく。

 ところで、選べるガチャガチャランドを運営する東日本大震災雇用・教育・健康支援機構(以下、震災機構という)は事業で得た利益を被災地の復興支援や全国の児童福祉施設にすべて寄付している。同様に、カプセルトイそのものも何年も寄付を続けており、来場者はここでカプセルトイを購入することで自らも楽しみながら公益的役割を担うことにもなる。プロジェクトに参加した地方デパートと併せて、ある地域から他の地域への公益活動が自然に実施される仕組みなのである。山陽百貨店での選べるガチャガチャは最後まで多くの顧客を集め、8月18日(月)に終了した。

 地域を繋ぐCAプロジェクトへの参加希望のデパートは、今後も増えていくことは間違いないようだ。