ハイドロテクト光消臭ボックス エクスファイバー「シート下」専用 TOTO

平成17年04月20日(第2294号)

車内の脱臭速度アップ、光触媒で12ヶ月の長寿命

TOTOは、1998年より「ハイドロテクトフィルム」など、光触媒の分解性や親水性を応用した独自の技術「ハイドロテクト」を活かした車まわりの商品を開発しきた。2003年9月には、光触媒が太陽光で有機物を分解する作用を利用し、活性炭で吸着したニオイ成分を分解することで消臭効果が12か月持続する「ハイドロテクト光消臭ボックス エクスファイバー」を発売し、使用者83%から「満足」という結果を得るなど好評を得ている。一方、車内で据え置き型消臭剤を使うユーザーのうち、55%が車内で消臭剤を見せることに抵抗感を持っているとのアンケート結果をふまえ、新たにシート下専用の商品を開発したもので4月8日から発売を開始した。

同品は、従来品と同様にニオイ成分に適した繊維状活性炭を用いるとともに、新たに3連ウエーブ立体構造にすることで消臭速度を向上させ、光触媒で活性炭に吸着したニオイ成分を分解し、消臭パワーを復活させ12か月の長寿命を実現させた。商品のニオイ成分に適した繊維状活性炭を用いるため、薬剤(消臭剤)を車内に放出することなくいやなニオイだけを吸収する。また、繊維状活性炭を3連ウエーブ立体構造とすることで、ニオイ成分と繊維状活性炭との接触効率を高め、軽量化と高速脱臭を実現。エクスファイバーの現行品と比較しても、タバコ臭の消臭速度が向上している。また、光触媒の分解性を利用しているので、洗車時など、数か月に一度日光に当てることで、活性炭に吸着したニオイ成分を光触媒が分解し、消臭パワーを復活させることが可能だ。また、新ストッパーを採用しているで、ストッパー表面の突起が設置面の繊維に引っ掛かり、本体がシート下から飛び出すのを防ぐ。

ハイドロテクト光消臭 エクスファイバー シート下専用 80g、150×36×130㎜、オープン価格

【問合先】
TOTO
生活用品事業開発グループ
電話0467-54-3564