2026年04月 百貨店のニュース

パルコがドンキ、百貨店は外資系ホテルに 訪日客狙い生まれ変わりへ
2026年4月4日( 土)
松本市中心部で大型商業施設の閉店跡地活用が決まり、昨年閉店した松本パルコはコンサル会社「やまき」が取得して商業施設「松本シェーナ」として6月30日に開業し、ドン・キホーテが1・2階の核テナントとなる。また、好日山荘やフィットネスクラブ、飲食店、アミューズメント、ゲストハウス、小動物と触れ合える施設なども入る予定。こうした構成は訪日客に親しまれる店舗を意識したものだと説明されている。松本市では訪日外国人宿泊者が昨年約39万人で前年より2割増加しており、やまきグループ代表はドン・キホーテが海外の若い旅行者に人気がある点を重視したと述べた。
また、昨年閉店した井上百貨店の建物は市内不動産会社エム・ケー・ケーが取得して改装を進め、米マリオット・インターナショナルとフランチャイズ契約を結んでマリオット系ホテル「モクシー松本」を2027年度中に開業する予定。JR松本駅近くの旧百貨店を地上7階・地下1階、222室のホテルに改装し、バーや飲食施設、宿泊者専用のフィットネスクラブを備える計画であり、この選択は地域のランドマークを再活用して増える観光需要と訪日客を受け入れる狙いがある。
大手百貨店の3月売上高 国内客が堅調、全社が前年を上回る
2026年4月3日(金)
大手百貨店の3月既存店売上高は全社前年同月を上回った。外商など国内客売り上げが伸び、インバウンドが増加に転じた。
各社では主要店が概ね増収で、免税売上や外商が伸長した一方、一部店舗は改装影響で減収した。大手百貨店の3月既存店売上高は全社で前年同月を上回り、気温上昇で春物衣料や服飾雑貨の販売が本格化したため国内客売り上げが伸び、さらに中国の訪日自粛要請の影響が和らいだことや中国以外の外国人客増加でインバウンドも増加に転じ、免税売上高も各社で増加した。免税売上高は大丸松坂屋百貨店が10%増、高島屋が7%増、三越伊勢丹が4%増だった
主要店別では、三越伊勢丹が伊勢丹新宿本店10%増、三越日本橋本店12%増、銀座店1%増で国内客売上6%増と客単価上昇が寄与した。高島屋は日本橋店19%増や京都・新宿・大阪店で伸長し国内客8%増となり婦人服や紳士服など広範な商品領域が好調であった。大丸梅田店は上層階改装による売り場縮小で27%減となるなど店舗差があり、大丸松坂屋は松坂屋名古屋店や大丸札幌店が増収で外商がけん引した。阪急阪神は阪急うめだ本店の改装完了で国内客が2ケタ増となった。近鉄はあべのハルカス近鉄本店が7%増、大型催事、期間限定店等の効果で入店客が前年を上回った。
