日本の百貨店のあゆみ33~トキハ百貨店

大分県で2番目に開店した百貨店。トキハ本店は本館だけで42,564m2の売場面積があり地方都市では異例の巨大百貨店。大分県で百貨店3店舗があり地域に根付いた百貨店である。トキハと書いて「ときわ」と読む。冬でも葉が緑色のまま変わらない常緑樹の「常葉(ときわ)」から付けられた。新鮮味を出すためにカタカナ表記とし、最後の文字の「ワ」の文字の上半分が大きく不安定なため、末広がりで縁起が良い漢数字の「八」を連想させる「ハ」を採用したという。
商店街の店主6人が協力して百貨店を開店
1935年(昭和10年)近隣に開業した「一丸デパート」に刺激された商店街「八千代会」の店主ら6人が協力して会社設立。
1936年(昭和11年)4月1日 トキハ本店開店。
玉屋百貨店と資本提携。
1937年(昭和12年)玉屋百貨店から「大分玉屋」への改称を求められ提携を解消した。熊本市の古荘本店が資本参加。
1943年(昭和18年)3月 太平洋戦時下に大分県の働きかけで「一丸百貨店」と戦時統合が行われた。店名は「一丸デパート」。
9月 一丸デパートが廃業。従業員、商品すべてがトキハへ移る。
1945年(昭和20年)大分郵便局、大分電報局が間借りする。
7月 大空襲で建物の5階部分が焼失。3~4階部分で営業を続ける。
1949年(昭和24年)戦災から復興。全館で営業を再開。
1952年(昭和27年)別府市に店舗建設を申しいれるが、別府商店街の反対で中止となる。
1954年(昭和29年)大分バスのバスターミナル完成。
1959年(昭和34年)増築工事完成により冷房設置を開始。
1965年(昭和40年)本店隣に駐車場開設。創業30周年。
1970年(昭和45年)大規模な増築工事が完成する。店舗面積が2倍になる。
1972年(昭和47年)立体駐車場(現トキハパーキング)完成。
1975年(昭和50年)大規模増築工事完成(現在の本店の建物になる)。当時西日本最大の百貨店となる。
支店開店、改築・増設が続く
1978年(昭和53年)臼杵トキハ(後のトキハ臼杵店)開店。
1985年(昭和60年)創業50周年。本店横にトキハ会館完成。本館を大規模改築。
1988年(昭和63年)トキハ別府店開店。
1995年(平成7年)創業60周年。
1998年(平成10年)トキハ別府専門店街開店。
1999年(平成11年)軟式野球部が全日本軟式野球大会で優勝。
2000年(平成12年)わさだ店開店。トキハわさだタウン開店。日本最大の郊外型百貨店となる。
2004年(平成16年)トキハ携帯サイト「TOKIWA mobile」開設。
2006年(平成18年)臼杵店閉店。別府店大規模改築完成。
2009年(平成21年)本館1階正面バスターミナルを改装。業績改善のためメインバンク大分銀行の専務、衛藤氏を副社長として招聘。
2011年(平成23年)本店1階フロアを全面改装。
2025年(令和7年)子会社のスーパーマーケットを経営する「株式会社トキハインダストリー」の全株式をイオン九州株式会社へ譲渡すると発表。社名や店名、ロゴマークに変更はなし。譲渡時期は2026年3月予定。
トキハ百貨店店舗
2026年3月現在
■トキハ本店:〒870-8688 大分市府内町2-1-4 代表:097-538-1111 (大代表) 営業時間:10:00 〜 18:30
■トキハ別府店:〒874-8558 別府市北浜2-9-1 代表:0977-23-1111 (大代表) 営業時間:10:00 〜 19:00
■トキハわさだタウン:〒870-1198 大分市大字玉沢 電話:097-586-1111(大代表) 営業時間:10:00~20:00
■中津サテライト:中津市大字大新田六番通276番フレスポ中津北内 電話 0979-24-8740
