デパート新聞 第2764号 – 令和7年10月01日

8月東京は7か月連続マイナス

 日本百貨店協会は、令和7年8月東京地区百貨店(調査対象12社、22店)の売上高概況を発表した。売上高総額は1182億円余で、前年同月比マイナス2.3%(店舗数調整後/7か月連続マイナス)だった。店頭・非店頭の増減は、店頭マイナス0.3%(92.7%)、非店頭マイナス26.1%(7.3%)となった。
※( )内は店頭・非店頭の構成比

百貨店データ

  • 3社商況8月
  • 8月店別売上前年比(%)
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 大都市のデパートのエレベーターでは、乗り合せた人とお互いにコミュニケーションをとることはほとんどない。黙ったまま、顔も合わさず、扉が開けば誰かが「開」ボタンを押してくれていることにも無関心で降りていく人も少なくない。
 一方、地方デパートに行くと、全く赤の他人同士でも乗り降りの際にちょっと声を掛けたり、頭を下げたりすることが当り前になる。こうした現象も、大都市に住んでいる人、地方に住んでいる人の考え方の違いでなく、その場所が人を変えるのではないだろうかと思う。
 だからこそ、人々が都市と地方と可能な限り行き来することの重要性を感じる。それが、資本主義の合理性に染められてしまった感性を開放する処方箋になるからである。

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