2025年10 月 百貨店のニュース

京王百貨店新宿店、平日午後5時からお得になる「HAVE A NICE NIGHT!」を初実施!
2025年10月2日(木)
京王百貨店は、10月2日から22日の間、平日を中心に「HAVE A NICE NIGHT!」というおトクなサービスを新宿店で展開しています。このイベントでは、LINEアプリの会員に向けて200円のクーポン券がプレゼントされ、秋の夜を楽しむためのサービスが充実しています。
対象となる6つのレストランでは、期間中毎日17時から食事を注文した方に生ビールを半額で提供しており、各店舗の割引後の価格は「さぼてん」440円、「新宿つな八」363円、「銀座 清月堂本店」385円、「とうふ料理 吉座」430円、「龍鳳」385円、「南国酒家」385円です。また、京王スカイビアガーデンでは、10月2日から31日の期間中、「オータムコース」という全6品の限定メニューを3850円で楽しむことができ、メニューには銀杏の素揚げやきのこサラダ、カキフライなどが含まれています。
大手百貨店の9月売上高 全社が前年を上回る 外商など国内客需要が堅調
2025年10月3日(金)
大手百貨店の9月の売上高(既存店ベース、速報値)は前年同月を上回りました。これは、国内客の売り上げが堅調に推移し、特に外商などの組織顧客の購入が伸びたためです。ただし、免税売上高は前年と比較して伸び率が鈍化したものの、依然として前年実績を上回ったものの、完全な回復には至っていませんでした。
三越伊勢丹では、外商イベントが計画後ずれした影響で国内客売り上げが10%の増加を見せました。また、伊勢丹新宿本店の売上は14%、三越日本橋本店は2%増となりましたが、来店客数は減少し、客単価が2ケタ増加しました。免税売上高は8%減少し、8月と9月の累計売上高は2%増となっています。
高島屋では、店舗ごとに増加率が見られ、玉川店が16%、大阪店が11%、横浜店が5%、日本橋店が4%増となりました。国内客売り上げは5%の増加が見られ、免税売り上げも3%増加しました。一方で、ラグジュアリーブランドなど高価格帯の商品は不振であったものの、化粧品や婦人服、スポーツ関連が堅実な成績を収めました。
大丸松坂屋百貨店では、名古屋店が13%、梅田店が12%、心斎橋店が9%、神戸店が3%増加しました。名古屋店では外商売り上げの伸びが顕著で、梅田店はキャラクターグッズなどの免税売上が好調であり、国内客売り上げは2%、免税売上高は12%増加しました。
阪急阪神百貨店では、阪急うめだ本店が1%の減少をし、一方で阪神梅田本店は34%の大幅な増加を記録しました。これは阪神タイガースの優勝が影響したセールによるものです。
また、近鉄百貨店ではあべのハルカス近鉄本店が1%増加し、特にハンドバッグや化粧品の需要が高まりました。大阪・関西万博関連の店舗も得意先数を大きく上回り、全社売上高を押し上げる要因となりました。
高島屋、京都・洛西店を26年8月閉店 黒字化メド立たず
2025 年10月14日(火)
高島屋は1982年開業の洛西店(売場面積8079平方メートル)を、24年度の営業赤字と25年度以降の黒字化見通しが立たないこと、多額の設備投資が回収困難であることから2026年8月3日に閉店すると発表し、跡地は近畿エリア中心にシニア向け分譲マンション展開事業者へ建物・土地を売却してマンションや商業施設候補地として活用する計画だ。
さらに高島屋は岐阜店や堺店の閉店など地方店の縮小を進める一方で、26年9月から隣接商業施設に約40平方メートルのサテライト店を開設して酒類や菓子を中心に販売し、地域での存在を小規模に維持するとしている。
村田善郎社長は決算会見で、少子高齢化など地方郊外店を取り巻く環境の厳しさを指摘しつつ、百貨店が地域活性化や雇用、生活インフラに果たす役割を踏まえ「撤退は苦渋の選択」と述べ、閉店に伴う従業員については希望者の雇用を全面的に守る方針を示した。
銀座の百貨店、開店100周年記念で”異例イベント”開催「百貨店でやってこなかったことに…」
2025年10月17日(金)
松屋銀座は開店100周年を記念して「松縁祭」の後半戦として、10月31日と11月1日に閉店後の館内を使った小学生以上対象のお化け屋敷イベント「閉店後のお化け屋敷ミッション」を実施しする。60人以上の販売員らが参加して普段入れない空間をハロウィーン仕様に演出することを通じて、昔のデパート屋上遊園地のような子どもたちの遊び場の原点に回帰させるとともに、未来へつながる場を提供したいと考えている。
そして古屋毅彦社長は、100周年を契機に「従来の百貨店があまり行ってこなかった企画にチャレンジしていきたい。」全国各地では百貨店の閉店が相次いでいるが「未来に希望の灯をともす、幸せになれる場を目指したい。銀座の街を一緒につくってきた百貨店らしく生き残って、盛り上げていきたい」と、新たな100年に目を向けていた。
うすい百貨店が企画!バスに乗って買い物楽しむ!福島
2025年10月18日(土)
郡山市のうすい百貨店は、百貨店がない周辺地域の住民にも買い物を楽しんでもらうため、福島市から買い物客を送るバス企画を実施しました。参加費は2千円で2千円相当の商品券がセットになっています。
18日には人気の北海道物産展が開かれていて、バスで訪れた人たちは早速、買い物を楽しんでいました。来場者は久しぶりの来店を楽しんだと述べています。バスは2便走り、いずれも予約で満席でした。同百貨店は今後ほかの市からのバス企画も検討するとしています。
日本百貨店協会/9月の売上高は1.4%増、2カ月連続でプラス
2025年10月24日
日本百貨店協会が2025年10月24日に発表した9月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象70社・176店)の売上総額は約4288億円で、前年同月比1.4%増と2カ月連続で前年実績を上回った。
9月 実数 前年同月比
売上高総額 4288億円 1.4%増
総店舗面積 446万4610m 2 1.1%減
休日が1日少なかったマイナス要因があったものの、国内需要が好調に推移し、インバウンド売上も前年並みに回復したため、食品催事や外国展、外商向けイベントが集客と売上を押し上げた。
インバウンド(免税売上)は396億円で0.3%減と7カ月連続のマイナスだったが、減少幅は改善し、消耗品や化粧品は2カ月連続で2桁増、購買客数は46.3万人で9月の過去最高を記録した。中国、台湾は売上、購買客数ともにプラス。大阪は万博開催影響もあって好調だった。
地域別では都市部(10都市)が全体をけん引し、特に大阪は万博やプロ野球優勝セールの追い風で二桁増となった一方、地方7地区は猛暑や大雨などの天候不順や催事期ずれの影響もあり入店客数3.3%減。食料品3.6%減と4カ月連続マイナスとなった。
商品別では雑貨と食料品がプラス、菓子は大阪が2桁増(23.9%増)と全体を押し上げ2カ月連続プラスだった。衣料は残暑で秋物の伸びが鈍かったが中旬以降の気温低下で回復傾向が見られ、雑貨では化粧品や宝飾が好調だった。
なお、同日付で発表された9月の東京地区百貨店(12社22店)の売上高概況によると、売上高は約1289億円(2.5%増)で、8カ月ぶりのプラスとなった。
9月 実数 前年同月比
売上高総額 1289億円 2.5%増
総店舗面積 67万1365m 2 0.1%減
総従業員数 1万2325人 2.2%減
10月17日時点の東京地区の足元動向は、前年比3.3%増で推移している。
