デパート新聞 第2755号 – 令和7年5月1日

3月東京は2か月連続マイナス

 日本百貨店協会は、令和7年3月東京地区百貨店(調査対象12社、22店)の売上高概況を発表した。売上高総額は1467億円余で、前年同月比マイナス4.2%(店舗数調整後/2か月連続マイナス)だった。店頭・非店頭の増減は、店頭マイナス5・7%(91.0%)、非店頭14.6%増(9.0%)となった。

百貨店データ

3社商況3月

3月店別売上前年比(%)

人事異動

  • ㈱そごう・西武
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 備蓄米の放出など政府の懸命の施策にもかかわらず、米の価格が値上りを続けている。長年米余り社会に浸ってきた国民は、経験のない事態にさらされている。
30年ほど前に、一時的な米不足でインディカ米などが緊急輸入され、大騒ぎになったがあの時は自然に収まっていった気がする。
 今回は米だけでなく気候変動による野菜価格の暴騰や物流コストの急激な増加に伴ないすべての食料品の値上がりが進むなど複合的要素が絡んでおり、食品の値下りの見通しは立ちようがないようだ。
 毎日消費する米の価格が上れば家計を直撃するのは当然だが、飲食店も代用品で誤魔化すことは困難なので、確実にどの商品も値上げをせざるを得ない。この半世紀を振り返っても経験したことがない消費受難時代に突入したようだ。
 政府が消費対策として切らなければならない消費税減税カードも見えて来た。

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