蝶鮫屋 国産キャビア 出店 – 松菱百貨店

 2024年1月17日(水)に三重県にある松菱百貨店6階特設会場で㈱エヌディエスが「蝶鮫屋」のブランドで国産キャビアの販売を行った。

 国内での養殖も各地で広まりつつある「国産キャビア」だが、同社では岡山県の県北部、新見市にて、陸上の水槽で「チョウザメ」を稚魚から養殖し「キャビア」を製造・販売まで一貫して行っている。

 新見市・高梁川水系のカルスト地形特有の硬水をひいて、循環させながら飼育しているため、チョウザメの原産地に水質が近く、ここで育てたチョウザメからとれるフレッシュキャビアは、濃厚さ、くちどけの良さが特長。そんな山の恵みをたっぷり含んだ水の中で2000年から養殖を開始し、今では約12000尾のチョウザメを養殖し、年間100㎏のキャビアを製造している。一か所の養殖場での規模としては国内でも大型になる。

 稚魚から育てた新見生まれ・新見育ちのチョウザメから採れた卵を、塩分ひかえめに、丁寧に塩蔵し、「新見フレッシュキャビア」に仕上げている。なめらかな食感で、魚卵の旨味を存分に味わうことができる。

 白ワインやシャンパンはもとより、日本酒にペアリングするのもおすすめ。国産キャビアの美味しさを家庭でも楽しむことができる。

 フレッシュキャビアならではの、濃厚さ、くちどけの良さを楽しむことができる。

 商品はヒマラヤ岩塩でのみ塩蔵した「塩分3.5 %」「塩分5 %」と、国産ならではの「醤油味」の3種類。

 また、国産キャビアメーカーでも唯一の「キャビアバター」も自社生産している。新見フレッシュキャビアを北海道産のバターに練り込み、クリーミーに仕上げた。ほどよい塩味とキャビアの食感、バターとの相性のよさを楽しむことができる。5種類の味と彩りが食卓をより華やかなものする。そのままバゲットやブリニに合わせて、またトーストしたパンや、ステーキ、パスタなど、あたたかいお料理にのせれば、溶けてキャビアバターソースとしても使うことができる。【プレーン/トマト/アサツキ/ブールブラン/プレミアム】

 蝶鮫屋ではこれら国産の「フレッシュキャビア」「キャビアバター」を百貨店外商販売時に、試食販売を行っている。輸入キャビアの取り扱いでは、なかなか試食まで行うことはできないが、自社生産であること、輸入キャビアの「プチプチしている」「塩辛い」というキャビアの概念を変え、「とろりとなめらか」で「塩味が少なく魚卵本来の味がする」ことを試食をすることで広めていきたいと考えている。(※輸入キャビアは缶詰が多いため、製造工程上パスチャライズするため加熱加工が入ってしまう。

 また、缶詰は冷蔵品ではないので日持ちをさせるためには塩分濃度を高めた塩蔵が必要になる。フレッシュキャビアでは国内流通であることと、瓶詰め・冷凍販売となるので、この問題がクリアされている)

 また、魚卵の味(魚くささ)が苦手な人には「キャビアバター」がおすすめ。ソースにもなるように口どけよく仕上げたキャビアバターは乳製品により魚くささは抑えられ、かつキャビアの風味は残してあるので、十分にキャビアを味わうことができる。

 「蝶鮫屋」では魚肉の加工にも力をいれており、「チョウザメスモーク」を販売している(本年より委託製造)。一般流通していない魚肉で大変珍しい商品。

 会期後も産直での配送も可能。

参考HP蝶鮫屋(MS ファーム)

キャビアアイス クラウドファンディング