デパート新聞 第2725号 – 令和6年1月15日
11月全国は7. 4%増
日本百貨店協会は、令和5年11月の全国百貨店(調査対象72社、180店〈2023年10月対比±0店〉)の売上高概況を発表した。売上高総額は5023億円余で、前年同月比7・4%増(店舗数調整後/21か月連続プラス)だった。
百貨店データ
- 神奈川各店令和5年11月商品別売上高
- 都市規模別・地域別 売上高伸長率
地震などの災害で地域の道路が分断され、孤立するということがしばしばある。リニアモーターを作るという時代に、車でその場所に行くことが出来ずに何日も水・食料などの救援物資を届けることが出来ないという報道を見ると、どこかお金のかけるところが間違っているのではないかという思いが募る。
例えば、災害が起きた場合の避難所は、地域の人々を一同に集めることが出来るくらいの規模にし、地震にも津波にも耐えられる堅固なものにし、自家発電や燃料、食料、防寒用品などの貯蔵品も大量に保管出来ないものか。
そこに、半月くらいはしっかり滞在することが出来れば、どれだけ多くの人々は救われるであろうか。そのためのお金をどれだけ使っても、国民は文句は言わないだろう。すべての国民にとって、明日は我が身だからだ。目先の利益を常に最優先に追い、合理的な判断しかしない資本主義に包摂された人たちの無駄に対する誤った概念を取り除かないと、災害の度に不幸が繰り返されるばかりである。