デパート新聞 第2722号 – 令和5年12月1日

10月東京は8.0%増

　日本百貨店協会は、令和５年10月東京地区百貨店（調査対象12社、22店）の売上高概況を発表した。売上高総額は１３２３億円余で、前年同月比8.0％増（店舗数調整後／26か月連続増）だった。店頭・非店頭の増減は、店頭8.9％増（93.0％）、非店頭マイナス2.9％（7.0％）となった。

百貨店データ

• 都内各店令和５年１０月商品別売上高
• 関東各店令和５年１０月商品別売上高
• １０月店別売上前年比（％）

　フィギュアスケートのＮＨＫ杯で、鍵山優真選手が宇野昌磨選手を抑えて優勝した。第一人者として長く君臨した羽生結弦さんやネイサン・チェンさんが不在の男子フィギュア界の中で、次代の王者争いとも言えるだろう。人気という点でここ10年スポーツ競技の中でも、トップクラスを保っていたフィギュアスケートも大きく翳りが出ていることは否定できない。
　日本人が強すぎることは、ファンにとって必ずしも満足感に直結するものではないようである。最もファンが多い国である日本でのこの現象は、脅かされている世界の平和とも無縁ではないのではなかろうか。