パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる(6)新着!!
お店なんだから、じゃんじゃん人が来て、買ったり食べたりしていく人が増えたほうがいいはずだ。だとしたらメニューも増やして、パフェももっと凝って、それこそちゃんとしたパティシエを雇って見栄えのするパフェを出せるようにしたら […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第19回 富山その1 )
柳ケ瀬でよくこんな言葉を聞いた。 ——路面電車があったころは街に出るのも便利だったのにね。 私はその乗り物についてほとんど知らない。調べてみると、私の住む山形県だけでなく、東北地方に路面電車は走っていないらしい。 […]
パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる(5)
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渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第18回 岐阜続編その5 )
そろそろ山形へ戻らなければならない。テレビに映るローカル番組に名残惜しさを感じつつ、荷物をまとめる。決められたチェックアウト時間のぎりぎりに部屋を出た。 昼食の場を求めて人が出歩くにはまだ早く、街は静かだ。スマートフォ […]
パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる(4)
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パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる(3)
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パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる(2)
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渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第17回 岐阜続編その4 )
岐阜タカシマヤの最期を見送った夜、とある焼肉店に入った。間もなく8時になるころだ。ほどよく年季を感じる落ち着いた雰囲気で、一番奥のテーブルには20代後半くらいの、まさに「ヤンキー」といった格好の男女2人が片肘を突いて向 […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第16 回岐阜続編その3 )
これは強引な推論かもしれない。だが街とデパートとの関係を分析する道具の一つにはなるのではないかと考えるので、旅人としての感想に添えて記しておく。 少し時間をさかのぼって、今年の5月に初めて岐阜を訪ねた時だ。タカシマヤ […]
パフェ屋のパフェ子さん ~梅菱百貨店不思議喫茶室~ 第一話 世界一甘い桃のパフェをカレースプーンで食べる
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渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第15回 岐阜続編その2 )
岐阜でも弘前でも、デパートを失った時に聞こえてくる共通の言葉がある。「家族との思い出」だ。 岐阜タカシマヤの最終営業日、私が加わった開店前の行列には親子連れ、また孫も一緒に並ぶ姿があった。取材に来ていた記者たちは、私 […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第14回 岐阜続編その1)
私が弘前から山形へ戻ったころ、岐阜の柳ケ瀬商店街では新たな動きが進んでいた。閉業したタカシマヤの前に露店を常設させるのだという。 劇場通北商店街振興組合が企画し、岐阜市中央卸売市場との連携で、新鮮な食料品を毎日販売す […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第13回 弘前 )
翌日、9月18日の朝から弘前駅前のイトーヨーカドーに出掛けた。開店直後だったが、地下の売り場にはすでに行列ができている。30人くらいだろうか。年齢にばらつきはあるが、皆女性だ。 お目当ては「ポッポ」という店のクレー […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第12回 岐阜その6)
かつての職人町に、いい居酒屋がある。古びてはいるがよく手入れされた木造で、控えめな照明が心を落ち着かせてくれる。 通ぶったことを書いたが、昨年春に初めて弘前市を訪ねた際に入った店で、今回もここを目掛けてやって来たので […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第11回 岐阜その5)
旅をすると、その土地の「ソウルフード」を食してみたくなる。昨年4月に青森県弘前市へ出かけた際には、中三の地下にある「中みそ」がそれに当たるというので訪ねてみた。細め麺に絡むスープは優しい甘みがあって、デパートにふさわし […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第10回 岐阜その4)
すでに30人ほどが列を作っていた。2024年7月31日の午前8時半、この日で47年の歴史に幕を閉じる「岐阜タカシマヤ」の正面玄関前だ。 先着470人にバラの花が贈られるのだという。行列はそのためか。よそから訪ねてきた […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第9回 岐阜その3)
静かな商店街の散策をさらに続けると、やはり間口の小さい食料品店が目に留まった。入口のガラス戸にはポスターを剥がした跡が点々とある。中に人の姿はないが、明かりはついているので営業しているのだろう。ただし棚にはほとんど商品 […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第8回 岐阜その2)
軒先で寝そべるワラビに、つい足を止めてしまった。 タカシマヤの巡回が終わった後、近くをぶらついていた時のことだ。とある食料品店に注意を引かれた。売り場は数人も入れば窮屈になりそうなこぢんまりとしたもので、棚の商品も決 […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第7回 岐阜その1)
来る日を間違えてしまったか。 火曜昼の商店街は、私の足音がアーケードに反響するのではないかと思うほど静まり返っていた。多くの店がシャッターを下ろし、そうでない店はガラス扉の奥を暗がりにしている。 私の住む山形市でも […]
渡辺大輔のデパート放浪記 - ペンを捨てよ、街へ出よう - (第6回 郡山その4)
郡山の空を薄く覆う雲は、わずかな裂け目から日差しをこぼした。その光を受け、うすい百貨店の外壁が輝く。正面玄関前には3台のタクシーが並んでいて、一番後ろの車はドアの外にやや腰の曲がった運転手をもたれさせていた。「まあ、デ […]