デパート新聞 第2639号 - 令和2年4月15日
本号より、新シリーズ「デパートのルネッサンスはどこにある」が開始いたしました。
ヘッドライン – 1面
- 2月全国は12.2%減
新型コロナウイルスの影響拡大5ヶ月連続のマイナス
日本百貨店協会は、令和2年2月の全国百貨店(調査対象75社、206店〈令2年1月対比マイナス1 店〉) の売上高概況を発表した - SC販売統計調査2月
- 都市規模別・地域別売上高伸長率
- 人事異動
- ㈱そごう・西武
- エイチ・ツー・オーリテイリング㈱
- ㈱阪急阪神百貨店
- 神奈川各店令和2年2月商品別売上高
- 社説「朧」
朧
首都圏は緊急事態宣言により、非日常な中で毎日を送るようになった。感染をするかしないかという極めてシンプルなテーマを抱えて、すべての人が日々を過ごすことになったのである。その中で生じる巨額な経済的損失や底知れない不安を思う時、なぜ島国の特性を生かし初期に鎖国をしなかったのかと悔やみは募る。その時点で生じただろう損失など、今振り返ると露ほどのものであっただろう。
人は、その時々の判断で今を生きるわけだが、これほど間違った判断が与えた影響が、国民全員に不幸を招いたことが、戦後あっただろうか。むなしさ多き春である。
ヘッドライン - 2面
- 新シリーズ1 デパートのルネッサンスはどこにある?
- 人事異動
- ㈱阪急阪神百貨店
新シリーズ1 デパートのルネッサンスはどこにある?
山形の百貨店「大沼」が自己破産を申請
特集「大沼破綻」1概要
営業再建中の百貨店大沼(山形市七日町)は2020年1月27日、山形地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約30億円。同社は当初自主再建を図ったが、集客が回復せず事業継続を断念。市中心部の本店は26日で営業を終了し、全従業員約190人を同日付で解雇した。
つづきは特設ページ 特集「大沼」 - 2020年4月15日号