「小さなおもちゃの国」速報 - 福山の天満屋は、初日売上200万円、土日計500万円超

 デパート新聞社が地方デパートで開催している「小さなおもちゃの国」は、令和8年の夏休み期間に、東北から九州まで全国17のデパートで開催した。9月に入り27拠点目に選ばれたのは、広島県福山市の老舗デパート天満屋だ。また、全国で14拠点目に開催した西武福井店は、4月8日に続き今回が2度目の開催となった。

 九州エリアを席捲した「小さなおもちゃの国」は、夏休みに北関東、東北エリアへ進出し、今回は8月11日の岡山髙島屋に続く中国地方への再来となった。

 広島県は、鳥取県(JU米子髙島屋)、山口県(山口井筒屋)、岡山県(岡山髙島屋)、に次ぎ中国地方4県目となる。デパートゼロ県である島根県を除き、中国地方は制覇した勘定になる。

 西武福井店は、「そごう・西武」の地方デパートとしては、西武秋田店に次ぐ「小さなおもちゃの国」開催店舗であり、本紙では4月15日号に福井西武の田中香苗店長のインタビューを掲載している。

 福井西武は駅前商店街立地のデパートであり、JR福井駅で恐竜に見送られて、路面電車に乗ると「福井に来たな」と実感できる。

 客層の幅は意外と(というと失礼かもしれないが) 広く、初日は平日ということもあり、30~50代の主婦層がメインだったが。夕方からは女子中高生も来店した。土日は若いファミリー層に加えて、平日より学生の割合が増え、単価はやや下がったものの、大勢のお客様で賑わった。

 カプセルトイの売れ行きを見ると、キャラクター一辺倒ではなく、他県のデパートでは即日完売するサンリオやポケモン商品への過度な集中は見られなかった。流行(はやり)よりも自分の感性を大事する「お国柄(県民性)」なのかもしれない。

 尚、西武福井店では、三重県の津松菱に続き弊社が運営する「食べる本屋さん」の2号店を2階に出店した。「小さなおもちゃの国」との2店舗体制は、全国で松菱と福井西武だけだ。

 一方、福井から5日遅れでスタートしたのが、福山天満屋だ。天満屋と言えば、岡山本店、津山店、倉敷店、米子しんまち天満屋を展開する岡山のデパート王であり、福山店を含めて中国地方では押しも押されもしない老舗百貨店グループだ。

 さて、画像をごらんいただければ判るとおり、広い会場セッティングに加え、レジ待ちスペースも充分にとって準備万端整えた。それでも比較的大きな会場にもかかわらず、開店から即座に大行列が出来、最大100名を超える入場待ちとなってしまった。

 結果、初日売上は平日スタートにもかかわらず200万円を超え、広島県初出展に対するお客様の期待感と県民パワーを感じた次第だ。福山市は県内で広島市に次ぐ第二の人口を誇る中核都市だからだ。

 ディズニー系やサンリオキャラクターの問い合わせも多く、初日の状況から土日分のストックの心配になるほどの盛況ぶりだ。もちろん横浜の倉庫から新作を続々と納品し、現場スタッフが閉店後も懸命に補充しているので、10月13日の最終日まで安心して来店していただきたい。