日本の百貨店のあゆみ39~藤崎百貨店

仙台屈指の繁華街に本店を置く創業200年の歴史がある老舗百貨店。本館、大町館、一番町館、ファーストタワー館の4館で構成される藤崎本店には、一流のラグジュアリーブランドをはじめ、ファッション、コスメ、ジュエリー、紳士服、キッズなど幅広いショップが揃い東北地方ではトップの売り上げ。仙台市を盛り上げる百貨店として地域活性化のための取り組みも積極的に行っている。
発祥は文政2年太物商「得可主屋(エビスヤ)」
1819年(文政2年)初代藤﨑三郎助が、太物商を創業。屋号を「得可主屋(エビスヤ)」とする。
1840年(天保11年)二代目 藤﨑三郎助 襲名。
1862年(文久2年)三代目 藤﨑三郎助 襲名。
1878年(明治11年)四代目 藤﨑三郎助 襲名。
1879年(明治12年)大町4丁目に支店を開き、業容を拡大。
1886年(明治19年)仙台駅現位置誘致のため寄付額2位の550円を寄付。
1896年(明治29年)大町5丁目に新店舗建築。
1901年(明治34年)フランス貿易を始める。
1905年(明治38年)インド貿易を始める。
1906年(明治39年)「藤﨑商会」を設立 ブラジルのサンパウロに支店を開設し、南米貿易を始める。
1910年(明治43年)宮城県で最初の自動車を購入。アルゼンチン貿易を始める。
呉服店から百貨店へ
1912年(明治45年)株式会社を設立「株式会社 藤崎呉服店」となる。五代目藤崎三郎助が社長就任。
1919年(大正8年)創業100周年。近代的洋風二階建木造建築の本店(200坪)が完成。陳列式店舗とし百貨店スタイルを確立。呼称を「藤崎マーケット」とする。
1926年(大正15年)二代社長就任 五代目 藤﨑三郎助 襲名。
1930年(昭和5年)「株式会社藤崎呉服店」を「株式会社藤崎」に改称。初代社長に五代目 藤﨑三郎助が就任。
1932年(昭和7年)鉄筋コンクリート造地下1階、地上3階建の西館完成。
・総タイル張りのルネッサンス式 ・エレベータ新設 ・614坪、木造館と合わせ850坪の本格的百貨店としてスタート・えびす神社(総本社兵庫西宮神社)を屋上に奉斎。
1933年(昭和8年)日本百貨店商業組合設立 発起人となる。
1935年(昭和10年)大町4丁目に木造3階、一部地下1階建286坪の北館新築。
1941年(昭和16年)会社設立30周年を記念し、宮城県と仙台市へ各1万円を寄付。
1945年(昭和20年)仙台空襲で店舗、倉庫、商品とともに焼失。終戦後の占領期には、地下フロアが占領軍の兵士と家族向けの専用売り場(PX)として使用された。
1949年(昭和24年)六代目 藤﨑三郎助が3代社長に就任。
増改築で店舗拡大とギフトショップを多数展開
1950年(昭和25年)屋上に鉄筋コンクリート建1階、展望台1階を増築。
1954年(昭和29年)仙台天文台建設のため東北電力、七十七銀行と共同で237万円寄付。
1955年(昭和30年)西館増改築で一部5階建になる。仙台初のエスカレーター設置。店舗面積7,398㎡となる。
1957年(昭和32年)古川店、石巻店、塩釜店、白石店を開設。
1963年(昭和38年)西青葉通り南館を増築。地下3階地上7階塔屋3階建てとなる。店舗面積9,910㎡。
1967年(昭和42年)旧館5階建を6階建に増築。エスカレーター5基、エレベーター2基 新設。店舗面積14,332㎡。
1971年(昭和46年)旧館5階建を6階建に増改築。上りと下りの合計4基の並列エスカレーターを導入。日本初、世界で2番目として話題になった。(現在も店舗で稼働中)。店舗面積21,403㎡。コマーシャルソング「虹をかける藤崎」(作曲・いずみたく氏)完成。
1972年(昭和47年)完全週休2日制スタート。
1973年(昭和48年)増築完成。高速エレベーター新設。店舗面積22,980㎡となる。
1978年(昭和53年)創業160周年。仙台駅にステンドグラス「杜の賛歌」寄贈。改築で
食堂フロア オープン。
1982年(昭和57年)増改築を実施。リビング館(現 大町館)オープン。ギフトショップ盛岡店開設。
1987年(昭和62年)ギフトショップ石巻店オープ。 仙台市営地下鉄広瀬通駅「星空のプロムナード」寄贈。
1988年(昭和63年)増改築。ギフトショップ佐沼店オープン。
1989年(平成元年)創業170周年。七代目藤崎三郎助 4代社長就任。ギフトショップ古川店オープン。本店全館リニューアルオープン。包装紙、紙袋、イメージソングが現行のものになる。
1990年(平成2年)ギフトショップ船岡店オープン。
1991年(平成3年)ギフトショップ塩釜店オープン。
1992年(平成4年)ギフトショップ白石店オープン。ギフトショップ泉中央店オープン。
1994年(平成6年)ギフトショップ秋田店オープン
1995年(平成7年)七代目 藤﨑三郎助 襲名。ギフトショップ原町店オープン。
1997年(平成9年)アネックス一番町(現 一番町館)オープン。ギフトショップ気仙沼店オープン。ギフトショップ古川店オープン。
1998年(平成10年)ギフトショップ一関店オープン。
1999年(平成11年)創業180周年。
2000年(平成12年)山形店オープン。
2004年(平成16年)ギフトショップ福島店オープン。
2005年(平成17年)フードマーケットフジサキオープン。
2008年(平成20年)藤崎石巻店移転オープン。
2009年(平成21年)創業190周年「仙台と藤崎190年のあゆみ展」開催。仙台ファーストタワー低層棟のアーケード側に「藤崎ファーストタワー館」オープン。三井ショッピングパーク ララガーデン長町に「ヴィーフジサキ ララガーデン長町店」オープン。
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。本店の上層階を中心に被災したが、仙台の百貨店ではいち早く路上販売を開始する。全館再開は4月22日。
2014年(平成26年)庄内店オープン
2015年(平成27年)藤崎青葉通りビルオープン 青葉通り一番町駅と本館が直結、ヴィーフジサキ 六丁の目店オープン、山形店移転オープン、移動販売車「藤崎クルリン号」営業開始
2016年(平成28年)古川店移転オープン
2017年(平成29年)船岡店移転オープン
2018年(平成30年)経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定
2019年(平成31年)創業200周年「藤崎200年のあゆみ展」開催、藤崎のロゴを30年ぶりにリニューアル、塩釜店移転オープン
2021年(令和3年)藤崎「環境宣言」を策定
2025年(令和7年)福島県内で3店舗目の外商店舗、郡山店オープン。
2026年(令和8年)藤崎三郎助社長兼会長が会長に退き、長男の藤崎正裕副社長が五代社長就任
参照:藤崎沿革
店舗情報 2026年現在
本店:株式会社藤崎
仙台市青葉区一番町三丁目2の17 TEL:022-261-5111
ヴィーフジサキ
・ヴィーフジサキ 泉中央店:仙台市泉区泉中央一丁目7番1号 地下鉄泉中央駅ビルスウィング 2階
・ヴィーフジサキ ララガーデン長町店:仙台市太白区長町七丁目20番5号 ララガーデン長町1階
・ヴィーフジサキ 六丁の目店:仙台市若林区六丁の目南町9番の33
フードマーケット
・フードマーケット フジサキ:仙台市泉区寺岡4丁目1番1
各藤崎店
・石巻店:石巻市恵み野1丁目4番8号
・古川店:大崎市古川旭二丁目3-6
・山形店:山形県山形市七日町1丁目2番39号 アズ七日町 1階
・塩釜店:塩釜市港町1丁目3番23号
・船岡店:宮城県柴田郡柴田町西船迫二丁目8番5号
・白石店:宮城県白石市長町35番1号
・佐沼店:宮城県登米市迫町佐沼字中江一丁目10番1号
・気仙沼店:宮城県気仙沼市神山1番5号
・一関店:岩手県一関市山目字中野28番1号
・原町店:福島県南相馬市原町区三島町二丁目40番4号
・庄内店:山形県鶴岡市錦町3番35号 第12庄交ビル
・盛岡店:岩手県盛岡市盛岡駅前通8番17号 明治安田生命盛岡駅前ビル5階
・秋田店:秋田県秋田市山王二丁目1番40号 田口ビル1階
・福島店:福島県福島市笹谷字稲場35番9号
・郡山店:福島県郡山市土瓜1丁目223番地


