日本の百貨店のあゆみ37~京阪百貨店

京阪電鉄を母体として、1985年に京阪守口店が設立される。沿線を中心に地域に根差した郊外型ターミナル百貨店として地域住民の利便性を高めるため、食品スーパーやテナント複合型の店舗など、多様なフォーマットで展開。現在は京阪沿線を中心に5店舗を運営している。コーポレート・メッセージは『すがたも心もきれいな百貨店』。

駅前開発事業の一環として守口市からの要請で京成百貨店設立

1932年(昭和7年)京阪電気鉄道などが中心となり「株式会社京阪デパート」を設立。天六(天神橋筋六丁目)に出店したものの、戦後の1950年代に営業を終了した。

1977年(昭和52年)2月 守口市は守口市駅前再開発事業を決定し、新しい町づくりに着手。京阪電鉄は同事業に守口車庫跡地を提供し、守口市から大規模小売店の出店を要請される。

1983年(昭和58年)4月 京阪電気鉄道の全額出資で「株式会社京阪百貨店」を設立。新会社の企業理念は「人間愛」、京阪百貨店のキャッチフレーズは「きれいな百貨店」と決定。本格的な百貨店経営のノウハウを得るため、阪急百貨店からの経営指導を受ける。

1985年(昭和60年)10月12日 守口車庫跡地に1号店となる京阪守口市駅に直結した「京阪百貨店守口店」開店。約1万2,000名が行列を作る。

1988年(昭和63年)2月23日 京阪電車淀屋橋発三条行特急の車内にて舞妓さんによる駅弁販売を実施。「第3回諸国(おくに)自慢駅弁とうまいもの大会」のPR企画で、駅弁100個がまたたく間に売り切れる。

1990年(平成2年)「花の万博」開催に先駆け、会場内「いのちの塔」横に「京阪サンドウィッチハウス」を出店。連日大賑わいで昼食時には長蛇の列ができた。

複数店舗を展開

1994年(平成6年)9月 関西国際空港旅客ターミナルビル内に「関西空港店」を開店。

1994年(平成6年)10月 京阪枚方市駅高架下の「京阪枚方ステーションモール」内に「ひらかた店」を開店。

2002年(平成14年) 「京阪モール」内に「京橋店」地下1階「食品館」を開店。

2004年(平成16年)4月「関西空港店」閉店。

2005年(平成17年)「くずはモール」のリニューアル時に「くずはモール店」開店。

2010年(平成22年)「ポップタウン住道オペラパーク」内に「すみのどう店」開店。

2011年(平成23年) 「守口店」リニューアルオープン。約9億円を投じ、地下食品フロアを開業以来最大規模のリニューアル。「郊外型百貨店」としてスーパーに近い役割も担う地元密着型の集客を図る。

2017年( 平成29年) 「京阪モール」と同時に「モール京橋店」1階のファッションフロアをリニューアルオープン。

参考:京阪守口店35th 京阪沿革

京阪百貨店店舗一覧 (2026年6月現在)

・守口店 :〒570-8558 大阪府守口市河原町8番3号

・ひらかた店 :〒573-0032 大阪府枚方市岡東町19番19号 (京阪電車枚方市駅高架下 1・2階)

・モール京橋店 :〒534-0024 大阪市都島区東野田町2丁目1番38号(京阪電車京橋駅高架下 地階・1階)

・くずはモール店 :〒573-1121 枚方市楠葉花園町15番1号(京阪樟葉駅前)

・すみのどう店 :〒574-0046 大東市赤井1丁目4番1号(JR学研都市線住道駅)

ニュース

・京阪百貨店が農林水産省「第10回食育活動表彰」において、企業部門の最高位「農林水産大臣賞」を受賞!
2026年6月5日